電気自動車の充電環境未来の姿・・・

 

2019.04.18

 

朝、庭のドアを開けてスズメに餌をあげるのが日課である。

ドアを開けた瞬間、排気ガスの匂いがものすごいのである。

このへんは、大きな工業地帯ではなく、むしろ住宅が多い地域である。

それにもかかわらずである。

 

どれくらいの影響度があるか定量的なことはわからないが、自動車の排ガスが主な原因であることは間違いない。

 

この辺は、ほとんどの人が、車で通勤をする。そのため、朝晩にはあちらこちらで渋滞が発生するほどである。

朝、そのような車が一斉に動き始める。車は冷え切っている。

 

自動車のエンジンは、冷えている間はものすごく排ガスの汚染度が高い。しかも大量のガソリンを使って、エンジンを温めようとする。燃費も悪いし排ガスもさらに悪くなるのが朝一番の時間帯である。

 

こうした車が、すべて電気自動車化すると大幅に空気の清浄度が改善されるのは間違いない。

 自動車の排ガスの方はきれいになるかもしれないが、発電所で同じように排ガスを出すのではないか?というかもしれないが、大丈夫である。発電所は厳しい規制のため、はるかにきれいな排ガスを出している。

 

通勤に使われる車は、昼間はほとんど遊んでいる。その間にゆっくり充電すればいいのである。

 

コンビニ、スーパーマーケットに急速充電器を設置している例がある。なんとなく論理矛盾を感じ、未来の姿で無いようにおもわれる。電気自動車がいっぱい普及した状態を考えてみればよい。急速充電器は設備が大規模なのでコンビニなどにたくさんおくわけにゆかない。ほとんどの人が、充電器を使えないことになる。駐車場を長時間占有されても困る。滞在時間の短い道の駅、高速のサービスエリアも同様。

緊急用に急速充電器を設置程度の話になると思わざるを得ない。

 

急速充電は、50kWとか言われるような大きな電力が必要である。設置しようとすると送電線から変えなくてはいけない。費用が多くかかる。

 

それより、長時間滞在が前提のホテル、旅館などの施設こそ200V 程度の普通充電ソケットをたくさん設置するべきである。

 

急速充電装置より、200Vの充電ソケットがあちらこちらに設置されているような未来を頭の中に描いている。