自動車暴走事故の対策案

 

 

2019.4.21

東京池袋の自動車暴走事故の余波が続いている。

テレビでは連日、この悲惨な事故について報道が続いている。

高齢者の運転を禁止するのは、実際的な問題としては無理であろう。

しからば、社会として何らかの代替の手段を講じる必要がある。

 

一つの方法は、自動ブレーキなどの安全運転支援システムであろう。

SUBARUの発表にによると、追突事故の70%以上の事故を減らすことができるというので大きな事故低減効果を期待可能である。

 

しかしながら、現在の技術レベルはまだ、追突などの前後の事故に関わる技術を防止するのに役立つが、出合頭のような事故あるいは今回のような運転者による暴走事故を食い止めるレベルまでには至っていない。

出合頭事故に関しては、現在、ユーロNCAPのロードマップにも乗せられて、世界中のカーメーカで鋭意開発を進めており、いずれ世の中にデビューをしてくるものと期待されるがすぐの解ではない。

 

もっと簡便で、即効的な手段を提案したい。

 

以前、安全装置にからむ実験車をしつらえた時には必ず、緊急停止スイッチを設けるルールになっていた。

新しく開発中の装置は、最初は必ずしも安全性が十分に確保されたものではないことが多い。そこで、もし、システムに異常が発生した場合には、緊急停止スイッチを押すのである。

クルマの基本機能は当然維持されるが、たちどころに開発中のアイテムは機能停止される。

 

実際に、今回の場合は、アクセルペダルが戻らないケースである(実際は、ブレーキを思い切り踏み込んでいるという思い込みだろう)。その場合には、緊急スイッチをおすことを思いつくのはそんなに難しいことではないと思われる。

 

思い込み関しては、苦い思い出がある。

上野始発の特急列車に乗り込んで自由席を確保した。鞄とコートを座席に置き、例によって楽しみのビールを買いに出かけたのである。

席に帰ってみると、カバンがないのである。焦って、自由席車両をすべてくまなく探した。それでもないのである。おかしいと思いもう一回巡回。それでも見当たらない。

やがて発車のベルが鳴り出した。

あきらめて、乗車して何気なくみてみるとちゃんとあるのである。鞄が。

実は、席列の右側に置いたはずだとなぜか決めつけ右側ばかりを探していたのである。

実際には、左側においていたのである。思い込みとは恐ろしい。

同じようなことが暴走車にも起こっているものと勝手に想像している。

 

「大変だ車が壊れている。ブレーキをこんなに強く踏み込んでいるのに。」と信じ切っているのである。実はそれがアクセルペダルであったとしても。

一度はまり込むと、特にこのような緊急事態には”ブレーキを踏むのをやめてみる”という方向に発想する余裕がなくなる。

 

全く別の手段を提供すればよいのである。

それが緊急停止スイッチ。

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緊急時におす非常停止スイッチ;このようなスイッチを助手席の人も操作できるように設置すればよい。

 

今回の場合には、助手席に人がいた。

仮に運転手が気がつかなくても助手席の人が押せばいいのである。

 

ただし、緊急スイッチを押してもエンジンをいきなり止めてはいけない。

ブレーキやハンドルが効かなくなる可能性があるので、せめてアイドリング程度に出力を絞る。

 

いずれにしろ社会が知恵を絞って解決する問題である。

 

 

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